タイから陸路でカンボジアに入国してタクシー運転手を殺害した日本人に思うこと
先ほど、Yahooのトップニュース等に上がっておりましたが、20代の日本人がカンボジア現地のタクシー運転手を殺害したという事で、ニュースになっておりました。
まずは、今回殺害された現地カンボジアのタクシー運転手フム・チャンさんのご冥福をお祈りするとともに。
すでに、今回犯行を行った2人の日本人は拘束され、現地カンボジアにて拘留されているみたいですが、今回のこの話タイに住んでいる一部の日本人に対してもはっきり言って無視できない一つの話なので、今回はそちらの話も合わせて話していきたいと思います。
そもそもこの二人の日本人、中茎竜二容疑者と、石田礼門容疑者がカンボジアの運転手を殺害した動機が『お金欲しさ』という供述をしていますが、まぁ、私のブログでも何度も言ってますが、海外生活安く住めるという誘いをネットかメディアとかで見て最終的にこういう犯行に至ったという事でないことを祈りたいですね。
まぁ、この捕まった日本人2人組は借金があったそうで、根本的な所で普通じゃない気もしますけどもね。
そして、今回のこの話カンボジアのみにととまらずタイに滞在している一部の日本人にもある意味迷惑な無視できない話でして、彼らがタイ側から出国したポイペトと呼ばれる場所は、タイそして、カンボジアの国境の町なのですが、この町知ってる人は知ってる。
ピザが切れるタイミングでカンボジアに出国して、再び日をまたがなくても再度陸路でタイ国へ入国できる所謂ビザランツアー御用達のルートなんですよね。
ここ以外にもカンボジアに出国するルートとして、シェリムアップ直通ルートのアランヤプラテートを通って入るルートも存在するのですが、現在こちらはタイからカンボジアに出国したら再度タイへと戻れなくなっているらしいです。
というか、かなり厳しく入国制限を課せられるみたいで、タイ入国のスタンプとかもろもろの部分で再度タイに戻る際に別室に呼ばれて最悪カンボジアからタイへ戻れないといった可能性もあるルートで現在では日本人はだれもビザランとして使われてない国境ということなので
必然とタイを拠点として考えている場合は、陸路でカンボジアに出国する際はポイペト経由で行くというルートがまぁ、タイ中期・長期滞在組の方には通例となっているルートなんですが今回の殺害事件のせいで
日本人がポイペト付近でなんらかの制限が課せられる可能性が無きにしも非ずといった気がします。
で、まぁ、お金持っている人は良いんですよね。
別に空路で出国してまた入ってくればいいので。
ただ、もしバンコク月5万円生活に魅力を感じてくる人たちの中でタイで中・長期的な滞在をしたいと思った場合は、本人は少ないお金で楽しく過ごせると勘違いしちゃっているわけですから、こういったビザが切れたタイミングで一度隣国に出国をしなければならないといった場合、どう考えても陸路で向かうルートがほとんどなわけですよ。
言っときますけど仮に、他国でビザを取得したいとか思った場合、隣国でもビザ取得代+飛行機代往復含めて4,000バーツ (約14,401円)~6,000バーツ (約21,602円)くらいかかるでしょ。
もちろん現地でビザを取る場合のホテル滞在費は別として。
月5万円生活をやる場合半分くらいの金額は1~2日で消費してしまうわけでして、費用掛けられないならもう陸路しかないわけですよね。
その一つの出国するルートを潰す可能性のある今回の日本人のカンボジア人殺害事件は色々な処で問題が拡大しそうなそんな気がします。
まぁ、どういった事情でこの日本人二人組が陸路ポイペト経由でカンボジアに入ったのかわかりませんが・・・少なくともシェリムアップへと行くのであれば、タイからポイペト経由で行かないので何かしら背景があるのかもしれません。
あとは、単純に滞在が切れるタイミングで観光もついでに行おうとか思ったとか?いやー・・・
それもちょっと考えずらい気がするけど・・・いずれにせよこの話は比較的緩いタイからカンボジアルートを狙った何か裏があったかもしれない気がしてならないですね。
重ねていいますが、タイで月5万生活とかほんと考え直した方がいいですよ?推奨している人たちはまずそんな生活十中八九してませんから。
それはツイッターのツイートとかみてて、わかるもんだと思うんですけどねぇ。
ほんと今回のイベントニューはびっくりしました。
というか信じられないってのが本音です。
そもそもそんな犯行で借金返せると考えたこと自体アホとしか言いようない。
その程度の借金日本で頑張れば返せるでしょうよ。
しかも遺族の寄付などで怪しいのがあるのだとか、ほんとこんな日本人勘弁してほしい。